真四角の大画用紙を我流に遊ぶ-岡本義朗さんがワークショップ

ワークショップの講師となる岡本義朗さん

ワークショップの講師となる岡本義朗さん

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 山口・中河原町のC・S赤れんがでが10月28日、「ちょいっといっぷくアート展・ワークショップ『Color』」が行われる。

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 文化・芸術活動を展開する市民グループ「Yan(Yamaguchi art network)」が、山口市在住の画家・岡本義朗さんを講師に招いて行うワークショップ企画。使用するのは90センチ×90センチの画用紙と赤・青・黄・白の絵の具のみで、当日参加者それぞれに与えられるテーマに沿って、自分の中に浮かんだ絵をキャンパスいっぱいに表現していく。

 画家として数々の受賞歴を持つ講師の岡本さんは、絵画をはじめ版画にイラスト、立体造形から絵本制作まで、現在幅広く活動中。時にリアルで、時にユーモラスな個性あふれる作品を生み出し、山口の若いアーティストたちに大きな刺激を与えている。思い切りの良い、大胆な表現も特徴的だ。

 このワークショップの特徴は、絵を描くという一つの自己表現方法から新しいコミュニケーションを引き出そうとしている点。同団体は「アート作品は自分の感情や思いを誰かに伝えたり、相手の心を理解する手段にも成り得るもの。さらにそれが世に披露されることで、作品を通じた地域交流も生まれるのでは」と期待する。当日の完成品は11月に、山口市菜香亭の市民ギャラリーで紹介される。

 開催時間は14時~16時。定員20人、材料費1,000円が必要で、見学のみ(無料)の参加も可能。申し込み先は同団体(TEL 090-9504-5526)。
(©マルニ)

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