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宇部経で「ドキドキ取材体験」 小学生が実際のイベント取材、原稿執筆も

古賀茂社長にインタビューする「記者の卵」

古賀茂社長にインタビューする「記者の卵」

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 山口宇部経済新聞(以下、宇部経)は8月6日、小学生を対象にした体験イベント「ドキドキ取材体験」を実施した。

インタビューする「記者の卵」たち

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 夏休み中の子どもたちに宇部の魅力を伝える体験イベント「キッズうべたん」のプログラムの一環。原田茉優さん(厚南小5年)と藤井花帆さん(上宇部小4年)、山本唯さん(原小4年)の3人が参加した

 宇部経の記者から取材時のポイントや心得などのレクチャーを受けた後、記者に同行して同時刻に開かれた「キッズうべたん」のイベント「貝殻で作る沖縄のシーサー作り体験」の会場に出向き、取材と記事の執筆を体験した。

 初めは会場の雰囲気に緊張した面持ちだったものの、興味津々の様子で話を聞く「記者の卵」たち。話を聞きながら同時にメモを取ることに苦戦しながらも、笑顔で積極的に質問を投げ掛けながらインタビューや写真撮影を行った。

 「夏休みにいろいろな体験をして将来に役立てたい」と参加した原田さん。「こちらが用意した質問をするのは簡単にできたが、どうやって次の話題につなげるかが難しかった。普段から文章を書くことが好きなので、記事を書くことは楽しかった」とほほ笑む。

 藤井さんは「原稿を書くときに、学校で書く作文とニュース記事では書き方が違うことが難しかった。インタビューでは、私が笑顔で話すと話してくれる人も笑顔になってくれたので、とてもうれしかった」と感想を話す。

 原田さんは「人の話を聞いたり文章を書いたり、国語力を付けたいと思って参加した。取材先で見た出来事を、詳しく書いて記事にまとめることが難しかった。取材先ではたくさんの種類の貝殻にびっくりした。初めてのことが経験できた」と笑顔を見せる。

 参加した児童たちが書いた記事と撮影した写真は、山口宇部経済新聞の特集ページに掲載している。

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