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宇部に精肉店「ミートカンパニー匠」 自社ブランド牛「維新牛」中心に国産肉販売

「肉も人も好き。新たなお客さまとの出会いが楽しみ」と本永さん

「肉も人も好き。新たなお客さまとの出会いが楽しみ」と本永さん

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 JR宇部新川駅近くに6月29日、精肉店「ミートカンパニー匠」(宇部市中央町3、TEL 0836-39-6876)がオープンした。

維新牛100パーセントの「プレミアムハンバーグ」

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 一般への精肉の小売りのほか、宇部エリア近郊の飲食店への卸売りを行う同店。店内で加工する新鮮な国産肉を「地域に合った価格」で販売。メインで用意する県産の自社ブランド牛「維新牛」は、解体から加工までを手掛ける。

 店主は、市内の精肉店に約10年間勤めた阿知須出身の本永憲男さん。本永さんは「ミートコンサルタント」として、料理に合った肉の提案や、部位による味わいの違い、使用用途などを紹介し、来客とのコミュニケーションにも重点を置きながら販売を行う。

 約12坪の店内には県産を中心に国産の牛・鶏・豚肉をそろえ、事前の連絡があれば普段店頭に置かない部位も用意する。

 常時並べるのは、維新牛の「モモスライス」(680円)、「ローススライス」(980円)、「バラカルビ」(700円)、「サーロイン」(1,250円)をはじめ、県産の地鶏・長州どりの「手羽先」(120円)、「手羽ムネ肉」(90円)、「モモ」(140円)(全て100グラムの価格)など約40種類。

 毎日手作りする「維新牛プレミアムハンバーグ」(450円)は、維新牛を100%使ったハンバーグを豚の網油で包んだ商品で、自宅で調理して味わうことができる。同店で販売する肉を使った総菜、弁当の販売も予定しているという。

 目指すのは「まちに愛される精肉店」。本永さんは「自社のブランド牛だから最も新鮮な肉を安価で提供できる。地域に密着し、小売りをメインにできるよう頑張りたい。少量からでも気兼ねせず、おいしい肉を買いに来てほしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時29分~18時29分。日曜、祝日定休(7月29日まで無休)。

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