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JR小野田駅近くに焼き肉店「ホルモン勝龍」 店主は元競艇選手、地元で飲食業に挑戦

青木義一さん(写真手前)と勝太郎さん(右)、龍也さん

青木義一さん(写真手前)と勝太郎さん(右)、龍也さん

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 JR小野田駅近くに11月11日、焼き肉店「ホルモン勝龍」(山陽小野田市日の出1、TEL 0836-83-2939)がオープンした。

モノトーンの看板を掲げる「ホルモン勝龍」

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 山陽小野田市出身の元ボートレーサー・青木義一さんが店主を務める。青木さんはレース生活20年目の節目を迎えた今年、「若い内にセカンドキャリアを始めたい」と9月に引退を決意。元焼き肉店の居抜き物件に出店し、長男の勝太郎さん、甥の龍也さんと共に店を切り盛りする。

 飲食業経験は「プロ選手になる前にアルバイトをした程度」(義一さん)というが、バー「銀」(日の出3)を営む妹夫婦や精肉店などに協力を得ながら出店準備を進めてきた。「日本全国のレースに出場した中で、レベルが高いと感じる焼き肉を味わってきた。その経験を生かせれば」と義一さん。

 メニューは、宮崎県産「ホルモン」(650円)、A4ランク以上の国産黒毛和牛を使った「特選ロース」(1,600円)や「カルビ」(1,000円)、県産地鶏「長州黒かしわ」(850円)、「タン」(950円)、「ミノ」(800円)、「センマイ」(400円)など。特にホルモンの下処理にはこだわり、「臭みがなく塩コショウでシンプルに味わえる状態」で提供しているという。しょうゆベースの自家製ダレも用意する。

 ドリンクは、生ビールや瓶ビール(以上550円)、チューハイ、焼酎、梅酒(以上400円)、ハイボール(450円)、ノンアルコールカクテル(300円)、ソフトドリンク(200円)など約25種類。客単価は3,000円。

 義一さんは「ここはこれまで地元の人が集えるアットホームな店が営業されていた場所。40代となり僕たちの世代から地元を盛り上げたいという思いも強くなってきた。おいしい焼き肉を家族や仲間と囲んで楽しめる店にしていければ」とほほ笑む。

 勝太郎さんは「自分で何か開業してみたいと思ったことはあるが、かなうとは思わなかった。にぎやかな店にしていきたい」。龍也さんは「期待と不安の両方があるが、元気で明るい店を目指したい。日々勉強しながら成長していければ」と意気込む。

 営業時間は16時30分~ラスト。

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