市内の社会福祉団体などの活動を紹介するイベント「虹の懸け橋プロジェクト」が2月6日、ANAクラウンプラザホテル宇部(宇部市相生町8)の国際会議場で開かれる。
市内で活動する社会福祉団体や障がい者支援団体の活動を、企業や一般市民に広く周知することを目的に、同ホテル労働組合が毎年開く「ボランティアズデイ」と同時開催する。
当日は、障がい者や高齢者の自立を支援する「NPO法人きょう・生」や、障がいのある子どもの職業体験を行う「宇部ぷれジョブの会」など21団体が参加し、活動内容を紹介するブースを設ける。
カレーやプリンなどを提供する昼食コーナーや募金、献血ブースも設置。企業の人事担当者などが訪れやすい平日の昼間に時間を設定し、約200人の来場を見込む。
プロジェクトリーダーの麻生隆義さんは「シティホテルの集客力を生かし、活動紹介の場を提供することで『ホテルとしてできる社会貢献』を目指した。障がい者雇用の促進にもつながれば」と話す。
同ホテル企画部の杉瀬達夫さんは「障がいのある方などをサポートする団体が市内に数多くあるということを、当ホテルが『懸け橋』となって広く知ってもらいたい。来年以降も、県内全域の団体に参加してもらえるよう継続したい」と意気込む。
開催時間は11時~17時。入場無料。