宇部・新天町アーケード内で3月10日、「まちなか集(あつ)マルシェ」が開かれる。主催は宇部市総合戦略局。
「宇部井筒屋」や「レッドキャベツ新天町店」など大型店の閉店が相次ぐ中心市街地のにぎわい創出を図る初のイベント。「官民合同」で地域の商業活性化と近隣住民の生活基盤の確保を目指す。
マルシェには、コーヒー豆や雑貨を扱う「花あそび」や、スイーツ販売の「ono sweets project(小野スイーツプロジェクト)」、パンの「BENCH(ベンチ)」、野菜・果物の「YAOYAオガタ屋」など、雑貨や加工食品を中心に市内から27店舗が参加する。
同アーケード内では2015年から「パンマルシェ」を毎年開催しているが、「まちなか集マルシェ」名義での開催は今回が初。「出店団体の中には実店舗を持たないものもあり、今回のマルシェをきっかけに、魅力的な店や団体を広く周知したい」と市総合戦略局の担当者。
「出店団体と合わせて、アーケード内にあるお店も知ってもらいたい。中心市街地に『市場』のようなにぎわいが戻り、街全体が活気づけばうれしい。今回の様子を見ながら、来年以降にもつなげていければ」とも。
開催時間は10時~14時。問い合わせは市総合戦略局(TEL 0836-34-8468)まで。