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宇部・常盤町に精肉店「Ajisu farm」 井筒屋閉店受け路面店へ

「外観も現代っぽく『冒険』した」と野村春夫会長

「外観も現代っぽく『冒険』した」と野村春夫会長

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 宇部・常盤町に1月24日、精肉店「Ajisu farm(あじすファーム)宇部店」(TEL 0836-34-4517)がオープンして1カ月がたった。

コロッケや唐揚げなど総菜も

 昨年末に閉店した「宇部井筒屋」内から、同じ常盤通りに移転オープンした。山口県産黒毛和牛専門店「あじす牧場」が、山口市の「山口井筒屋」内の店舗と合わせて運営する。

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 百貨店「ちまきや」時代から55年にわたり、宇部井筒屋と共に歩んできた。近隣のスーパー「レッドキャベツ新天町店」など相次ぐ大型店の閉店を受け、「買い物に困っている方の役に立てればと、井筒屋に程近い中心市街地での移転オープンを決めた」と同社会長の野村春夫さん。

 昨年の「全国肉用牛枝肉共励会」で最高賞を受賞した山口市のブランド牛「阿知須牛」をメインに、県産の鶏肉や豚肉、卵なども扱う。「高級肉店」という特色から、「百貨店を出て、路面店でやっていけるのか不安はあったが、井筒屋時代から常連の高齢の方々のほか、最近では働き盛りの世代が仕事帰りに来店することが増えた」(野村さん)という。

 仕事帰りのビジネスマンや主婦層に合わせ、コロッケや唐揚げなどの総菜の提供も始め、毎日完売する好調ぶりだという。「百貨店を出てようやく世の中の変化が分かった。『昔ながらの肉屋』ではもう通用しないと痛感している。時代の変化に柔軟に対応したい」と野村さん。「店の外観も、一昔前の肉屋のイメージを払拭(ふっしょく)するような『現代風』のものに『冒険』した」とも。

 総菜の人気を受け、3月からは1日約10食限定の弁当販売を開始するほか、2月28日~3月2日には「特売デー」も開催。野村さんは「『肉屋が作る弁当』で、扱う肉のおいしさを提供したい。メインに扱うブランド牛を日常的にたくさん売るのは難しいが、それでも妥協せずに、『良いものは良い』と知っていただけるよう模索したい。市街地の活性化にも貢献できれば」と意気込む。

 営業時間は9時30分~18時30分。

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