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宇部に昼のみ営業の「ようこしょくどう」 居酒屋を間借り、特大エビフライも

「エビフライには自信があります」と話す岡原洋子さん

「エビフライには自信があります」と話す岡原洋子さん

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 宇部・中央町の居酒屋「酒処おかめ2」(TEL 0836-34-2228)の店舗を借りて、昼間のみの「ようこしょくどう」を2月10日から営業している。

約20センチのエビフライが自慢

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 市内飲食店などで勤務してきた岡原洋子さんが開く。もともと親交のあった「おかめ2」の店主・平田吉範さんの「軽い提案から」始まったという。「日中に、人と関わる仕事をしたい」という思いもあり、低コストで迅速に店が開ける「間借り」の形を選んだ。

 「無理なく『ちゃんと』できるものを」と、現在は3種類のメニューを提供。看板メニューは約20センチのエビフライにご飯・汁物・刺し身・小鉢2種・デザートが付く「えびふらい定食」(1,500円)。「普通」「大盛り」「ルーのみ」が選べる「チキンカレー」(普通=300円)や「肉ごぼう天うどん」(600円)も提供する。

 平田さんも手伝う形で営業を始めて1カ月以上がたち、「歴史と人気のある『おかめ2』を借りることにはプレッシャーも感じるが、平田さんの協力のおかげで次第に慣れてきた」と話す岡原さん。大々的な宣伝はしていないが、30代~40代のビジネス層を中心に、「おかめ2」の常連客なども足を運ぶ。

 「夜間の仕事から転身し、理想的・健康的な働き方ができている。『おいしかった』という声が励みになる。揚げたての大きなエビフライには自信があり、スペシャル感と食べ応えを楽しんでほしい」と岡原さん。

 「ゆくゆくは一人立ちし、メニューも1年で5品までは増やしたい。昼と夜では『毛色』を変えつつも、『おかめ2』の持つ元々の雰囲気を大切にしたい。一人でも、女子会やお祝いの席でも、しっかり食べてリラックスできる店にしていければ」とも。

 営業時間は11時~15時。火曜定休。

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