レジャー用の足こぎ式ボートでタイムを競うイベント「第2回 スワンボートレース大会」が10月6日、宇部ときわ公園(宇部市則貞3)の常盤湖で開かれた。
中学生以上の男女ペア48組96人が参加。向かい風が強く吹きつける厳しいコンディションの中、直線100メートルを懸命にこぎ進んでタイムを競った。
優勝したのは、宇部市から参加した為近晃弘さんと功子さん夫婦のペア。タイムは53秒01で、2位に4秒以上の差をつけてぶっちぎり優勝を果たした。晃弘さんは「途中で体力と気力の限界を感じてあきらめそうになったが、賞品の航空券で子どもたちとディズニーランドに行くために力をふりしぼった」と笑顔を見せた。
2位は、福井陽介さんと浜田秋帆さんのペアでタイムは57秒49。3位は、林優衣さんと北村久雄さんのペアでタイムは57秒50だった。
3位までの入賞者に山口宇部-羽田空港間のJAL往復航空券が贈呈されたほか、ブービー賞や観客から多くの応援を集めた応援団賞、審査員特別賞などが表彰され、市内協賛事業者が提供する賞品が贈呈された。
実行委員長の小林信也さん(JAL山口支店長)は「今回も市外からたくさんの参加者がありとてもうれしく思う。今年は春に親子ペア、秋に男女ぺアを対象にした大会を実現することができ、今後に向けて大きな一歩が踏み出せた。来年も春と秋に大会を行う予定。いずれはスワンボートレースの全国大会が開催できるように進めて行きたい」と話した。