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山口・湯田温泉に和文化体験カフェ「LAWAKU」 地域資源活用し観光客呼び込む

オーナーの酒向淳子さん

オーナーの酒向淳子さん

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 山口市湯田温泉に3月4日、和文化を体験できるカフェ「LAWAKU(ラワク)」(山口市下市町)がオープンした。

築70年以上の建物を改装した店舗

 オーナーは山口市出身の酒向淳子さん。湯田温泉には海外や県外から多くの観光客が訪れているが、和菓子店やホテルなどが閉店していく様子を見て「滞在時間を延ばしたい」と考え、地域全体で取り組みを始める第一歩として「女性創業応援やまぐち」(山口市熊野町1)の支援を受け出店した。

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 店舗は、築70年以上の古民家を改装。建物の古さを生かしつつ、現代風になるように意識して改装したという。

 提供するメニューは、「菊(ナチュラル和菓子+茶道体験)」(3,000円)や「藤(着物+簡単ヘアセット+街歩き1時間)」(5,000円)などの和文化体験コース6種類。

 着物は、利用者の体形や慣習に合わせて着付け方を変えるほか、洗濯可能な生地を使用することでそのまま足湯に入ることもできるようになっている。和菓子体験のみの場合は当日、着物体験を含む場合は前日まで、ツアーガイドを含む場合は1週間前までの予約が必要。定員8人。

 酒向さんは「厳しい作法に固執せず、自由に日本文化を楽しめる場所が作りたかった。着物の着方や茶道の作法などのこだわりよりも、相手に合わせて提案することで良さを伝えることを大事にしている。海外からの観光客だけではなく、日本文化にあまりなじみのない若い世代の人にも来てもらいたい」と話す。

 店内では、季節ごとに替わるドライフルーツ(400円)や髪留めなどの和小物(300円~)も販売する。「当店以外にも、周辺の通りにこうした体験型の店舗が増えていってほしい。たくさんある観光資源を活用していければ」とも。

 営業時間は9時~15時。

 現在、新型コロナウィルスの感染拡大対策として和菓子作りや着物などの体験型メニューは実施せず、ドライフルーツなどを店舗及びオンラインショップで販売している。体験予約再開時期についてはホームページやインスタグラムなどで告知するという