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宇部・厚南に焼き鳥店「花火」 「祭り」テーマに屋台メニュー、テークアウトも

「元気ににぎやかに営業していきたい」と店主の藤本さん

「元気ににぎやかに営業していきたい」と店主の藤本さん

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 宇部・厚南に4月7日、焼き鳥居酒屋「炭火焼鳥 花火」(宇部市厚南北5、TEL 0836-38-8212)がオープンした。

「祭り」をテーマにするにぎやかな店内

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 「祭り」をテーマにする同店。これまで市内の居酒屋に勤務してきた藤本恭兵さん(28)が独立開業。徳島県のブランド鶏「阿波尾鶏」を使った炭火焼きや祭りで定番の屋台メニューなどを提供する。

 場所は喫茶店「タムタム」跡で、店舗面積は約20坪。席数はカウンター7席、テーブル26席。個室は2部屋設ける。店内には花火のイラストを大胆にあしらい、天井には全国各地の花火大会の写真を掲げる。カウンター前の焼き場には口を開けた獅子舞のオブジェを設置し、にぎやかさを演出する。

 メニューは、阿波尾鶏の「地鶏炭火焼き」(1,099円)や「地鶏たたき」(999円)、「地鶏ユッケ」(599円)などを主力に、長州どりの焼き鳥「もも」(199円)や「はつ」(179円)、「手作りつくね」(299円~)などを用意。

 そのほか、「お祭りイカ焼き」(499円)や「フランクフルト炭焼き」(249円)、「揚げたこ焼き」「りんご飴(あめ)」(以上499円)や「たい焼き 炭焼き」(299円)などそろえ、「祭り」を連想させる料理で遊び心も取り入れた。客単価は3,500円~4,000円。

 藤本さんは「1年ほど前から構想を練ってきた。にぎやかな店にしたい思いから、『祭り』から発想して作り上げた。カウンターは金魚すくいをモチーフにしたデザインにするなど、店内の細やかなところにもこだわった」と話す。

 今後について「近隣に住宅街が多く居酒屋が少ないことからも、家族連れもターゲットにしていきたい。新型コロナウイルスが流行する大変な時期にオープンが重なってしまったが、中食の需要も見込み、テークアウトにも力を入れていきたい。お客さまからの『おいしい』の一言を糧に頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は17時~24時。月曜、第2・第4日曜定休。

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