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宇部の画廊で「貼り絵展」 昨年移住の作家、宇部で得た縁をモチーフに

「『宇部の縁』があったからこそ開催できた」と藤井蓮さん

「『宇部の縁』があったからこそ開催できた」と藤井蓮さん

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 貼り絵作家・藤井蓮さんの個展が現在、宇部市新天町の画廊「GALAXY(ギャラクシー)ふくなが」(TEL 0836-31-0085)で開かれている。

近所の人からもらった野菜などもモチーフに

 藤井さんは京都出身で、ニット作家の母・ゆみさんは宇部出身。2007(平成19)年に同画廊で初個展を開いて以来、定期的に開催している。県内各地の景色や環境に魅力を感じていたことや、個展の来場者らと縁があったことなどから昨年11月、宇部に移住した。

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 「移住後初の個展を初めて個展を開いた画廊で開催することで、また一からという思いを込めた。これまで県外に在住していた頃は個展を開いても2~3日ほどしか在廊できなかったが、今は市内に住んでいるので呼んでいただければすぐに会いに来ることができる。こうした新しいスタイルも宇部ならでは」と藤井さん。

 展示する作品は「宇部で見たもの、もらったもの」をテーマに、小動物や花、野菜などをモチーフにした50点。

 通常、貼り絵は和紙を使って制作するのに対し、自ら着色した洋紙を使うことで発色の良さや厚み、直線的な断ち切り方といった特徴を出している。背景の描画や顔料などには、日本画家である父の藤井勘すけ(すけ=土へんに介)さんから学んだ技術なども取り入れる。展示する作品は全て購入可能で、価格は約3万円~約42万円。

 藤井さんは「和紙ではなく洋紙を使用した貼り絵を作っている人がなかなかいないことや、貼り絵の技法の定義自体があいまいなこともあり、聞くだけではイメージしづらいと思うので実際に見てみてほしい。作品の上からさらに色を重ねたり、一方でモチーフに合わせて和紙も一部使っていたりと、幅広い表現を行っているのでそこにも注目してもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~18時30分。水曜休館。8月9日まで。

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