宇部のレストラン「Spice Bar Melissa(スパイスバルメリッサ)」(宇部市中央町1、TEL 0836-39-5589)が2月1日、オープンから3周年を迎えた。
市内のレストランを独立したオーナーシェフの道原勇樹さんが、2018(平成30)年に開業。和洋のハーブや香辛料をアクセントにする「スパイスとハーブを使う料理」をコンセプトに営業する。
オープンからこれまでについて、「ありがたいことにオープンからの2年間は勢いに乗ることができていた実感がある。常にお客さまを飽きさせないように、新商品の提供や期間限定のフェアなどの企画に力を入れてきた」と道原さん。
コロナ禍となった3年目は、他店とのコラボオードブルの提供やテークアウト商品に注力。週末を中心に、個人や市内外の企業から多い日には1日50件以上のオーダーが入るという。
人気メニューは、「こだわりのハンバーグ」や「柔らか牛タンのスパイス煮込み」(以上1,280円)などのほか「バジルクリームパスタ」(980円)、「白身魚のフリットバジルタルタルソース」(900円)など。客単価は、ランチ=1,800円、ディナー=5,000円前後。
当初は40代以上の来客が多かったが、インスタグラムを活用した「SNS限定メニュー」を展開するなどの効果もあって現在は20代や男性の来客も増え、客層に広がりを見せている。
「この一年は試行錯誤の連続だった。コロナ禍でもたくさんの方に応援していただいている実感があり、感謝の気持ち。この状況にめげずにチャレンジ精神で乗り切っていきたい。コロナが終息に向かえば、新たな展開も考えていきたい。これからも思いを込めた料理を提供していきたい」と話す。
営業時間は11時30分~15時、18時~24時。日曜、第1月曜定休。