広大なカルスト台地で星座を観察するツアー「カルスト台地に寝そべっての星座観察会」が6月5日、美祢・秋吉台で行われる。
同ツアーは、星空が観賞できる場所として秋吉台をPRしようと美祢市観光協会(美祢市秋芳町秋吉)が2019年に初開催した。今年は同日のほか、7月10日と8月28日にも行う。
同協会スタッフの栗林美一さんは「展望台と駐車場が近いので、気軽にお越しいただける観賞地として知ってもらいたい。秋吉台に来る方を増やし、美祢市内の宿泊施設を利用していただく効果にもつながれば」と話す。
当日は、20時から長者ヶ峯中腹にある「美東町展望台」に向かい、配布されたマットに寝そべりながら1時間ほど星空を観察する。宇部天文同好会がガイドを務め、天体望遠鏡を使いながら夏の大三角形などについて解説する。
「日帰りプラン」と「宿泊プラン」の2つのコースを用意。宿泊施設は「ほっとビレッジ美東」(美東町赤)。定員は、「日帰りプラン」=20人、「宿泊プラン」=10人。料金は、「日帰りプラン」は大人(中学生以上)=2,000円、小学生=1,500円。「宿泊プラン」は2人1室以上の場合、大人(中学生以上)=1万2,000円、小学生=1万1,000円。未就学児無料。
栗林さんは「これまで宇部市や山口市など市外の方からの参加が多く、リピーターも多い。街の明かりがない雄大なカルスト台地で、きれいな星空や天の川を楽しんでもらえたら」と話す。
問い合わせ・申し込みは美祢市観光協会(TEL 0837-62-0115)まで。雨天中止。