山口市朝田に12月1日、サンドイッチとトーストを中心に提供する「ダイロク堂」（朝田）がオープンした。

店内は貸し出しスペースとしても利用可能

　イートインとテークアウトに対応し、店内はカウンター6席とテーブル14席を備える。メニューはサンドイッチと、鉄板で焼いたトーストにいろいろな具材を挟んで提供する「パーカー」をメインに展開する。鹿野ファームのソーセージや原木ベーコンなどの具材を挟んだり、具材ごとに合うソースを調合したりしている。

　店主の恩村くるみさんは「オープンまで、メニュー開発に多くの時間を費やした。試行錯誤しながらスタッフ全員で作り上げた自慢のメニューを味わってほしい」と話す。

　サンドイッチは、大きくてやわらかいヒレ肉を使った「フィレカツ」（690円）、プリプリのエビが詰まったカツを2枚使った「海老（えび）カツ」（590円）。パーカーは、花さんしょうを使い中華風に仕上げた「麻婆（マーボー）豆腐」、鹿野ファームのロングソーセージを挟んだ「鹿野豚ソーセージ」など。パンの耳で作ったカリカリとした食感のかりんとう「キャラメル・カリン」（250円）や「珈琲（コーヒー）プリン」（290円）などデザートも提供する。ドリンクは、コーヒー、フルーツヴィネガー、加賀棒茶など。

　恩村さんは「今後はイートインスペースを貸し出して、例えば英会話教室やお花の教室を開いたり、アート作品を展示したりする場として活用してもらいたい。サンドイッチを食べながら交流の場にしてもらえれば。興味のある方は問い合わせてもらえれば」と話す。

　「近所の人に身近な店でありたい。近くに住む方からやっと近くにこんな店が出来てうれしいという声を聞き、うれしく思っている。サンドイッチは気軽に食べられ、メニューも豊富。具材にこだわり、野菜も使うことで栄養価も考えて作っているので、食事を作るのが面倒な人にとってもお薦め。いずれモーニングもできたら」とも。

　営業時間は10時30分～18時。日曜・月曜定休。