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山陽小野田・厚狭に食パン専門店「極みの食パン 安都佐」 ホットサンドも提供

食パン専門店「極みの食パン 安都佐」

食パン専門店「極みの食パン 安都佐」

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 食パン専門店「極みの食パン 安都佐(あずさ)」が12月1日、山陽小野田・厚狭にオープンする。

もちもち食感の「極みの食パン」

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 店の場所は、旧国道2号線沿いの加藤交差点の程近く。社会福祉法人「健仁会」(山陽小野田市)が新規事業として出店する。店舗に併設した工房で製造する無添加食パンをメインに、ホットサンドやフルーツサンドなどを提供する。

 同法人が運営する介護福祉施設「ケアタウン フクシア紫苑」の総務部主任の越智和恵さんは「福祉の面から地域の皆さまの健康を支えてきた中で、より健康になってもらえる方法として普段から口にするパンで皆さまの健康を支えていければと出店した。無添加にこだわった商品を開発・販売していきたい」と話す。

 同店のブランドプロデュースは「ヨシイ・デザインワークス」(宇部市小串)が手掛けた。社長の吉井純起さんは「およそ1300年前、厚狭の地名が『あづさ』と呼ばれていたことから、地名が変わろうとも同じ土地で長く地域に根付き、地域の人から愛される店にしたいという思いで名付けた。ロゴデザインは、上から太陽、川、山で、おいしい食材を生み出すものを表現しローマ字の『azsa』を表している」と話す。

 店は、「和モダン」をコンセプトに白と木目調で仕上げた。ペット同伴でも利用できるテラス席14席を設けたほか、「待っている間にも、パンの香りを楽しむだけでなく視覚でも楽しめる、わくわくしてもらえる店づくり」として、販売スペースの大きな窓から製造の様子が見えるようにした。

 提供する食パンは、全て国産の素材を使った「国産生食パン」(780円)、モンテギュバターを使用した「モンテ生食パン」(890円)、自社手作りのドライパイナップルを練り込んだ「プレミアムパイナップルパン」(1,100円)の3種類。サイズは1.5斤。レシピには同法人の調理師や管理栄養士によるノウハウを詰め込んだという。

 注文を受けてから作るホットサンドは、「ふわとろエッグ」(450円)、「ガーリックたまご」(470円)、「ベーコンたまご」(520円)、「ガーリックベーコンたまご」(540円)の4種類を提供する。

 レジ横の販売スペースには、「季節の4種フルーツサンド」、数量限定「季節のエシレケーキ(パウンドケーキ)」(2,500円)、パンに合う手作りのイチゴジャムなどを並べる。ホットコーヒーやレモネードなどのドリンクもテークアウトで販売する。

 青木聖美店長は「11月26日から3日間、厚狭地区住民の皆さんを対象としたプレオープンでは、『モンテ生食パン』を1日200本限定で販売したが、3日間ともわずか20分ほどで整理券を配り終えるほど多くの人に来てもらった。提供した施設の利用者からは好評を得ている。小さなお子さまから年配の人まで、全ての皆さまに楽しんでもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~18時(売り切れ次第終了)。

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