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山口・阿知須で「ひなもん展」 作り始めて20年、町の名物に

「色鮮やかな『ひなもん』を見て元気になってほしい」と緒方さん(写真左)と藤本さん

「色鮮やかな『ひなもん』を見て元気になってほしい」と緒方さん(写真左)と藤本さん

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 山口・阿知須の「いぐらの館」で現在、ちりめん細工「ひなもん」を展示する「ひなもん展」が行われている。主催は阿知須のひなもんまつり&ぷち街角ぎゃらりー実行委員会。

展示されている「ひなもん」

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 「ひなもん」は、福岡・柳川のつるし型のひな人形「さげもん」を手本に、作り方の簡略化やアレンジを加えた阿知須独自のちりめん細工。下げられるちりめん細工は、「さげもん」と同様のまりや「はい子」、ウサギなどに加え、ウグイスや「金魚ちょうちん」のモチーフなどだが、「ひなもん」では、子どもにも分かりやすいように明るい色合いを使う。

 考案者の一人・藤本慶子さんは「2001年に阿知須で開催された『山口きらら博』で地元がとても盛り上がったことに影響を受け、私たちも皆さんに楽しい思い出を作ることができないかと考えていた。そうした時、柳川の『さげもん』を知り、当時の商工会の方の声掛けもあり阿知須の新しい名物として作り始めた」と話す。

 展示される「ひなもん」やちりめん細工は500点以上。20年前に作られたものから、今年の新作まで数多く展示する。藤本さんと、同じく考案時のメンバーの一人である緒方勝子さんが講師を務める「ひなもん教室」の生徒や地元手芸グループなど17人の作品のほか、阿知須小学校3年生の作品も展示する。

 藤本さんは「よく20年も元気に頑張ってこられたなという気持ち。今年は新型コロナの影響で教室が休みになったり、『ひなもんまつり』が中止になったりもしたが、その分作品を作る時間に充てることができた。阿知須の名物ができたと言ってもらえることがうれしい」と笑顔を見せる。

 緒方さんは「自宅にこもっていても、コツコツひなもんを作ることで気晴らしになる。赤など明るい色合いのものを見て元気をもらってほしい。最近は宇部や下関、美祢からも習いに来てくれる人が多い反面、阿知須地区の参加者が少なくなっている。せっかく阿知須で生まれたものなので、いずれは阿知須地区の人に活動を受け継いでもらいたい」と話す。

 開催時間は10時~16時。今月28日まで。2月16~18日、24日・25日は休館。

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