お化け屋敷「Dead or Alive(デッド・オア・アライブ)」が今夏、山陽小野田のSC「おのだサンパーク」(山陽小野田市中川6)で復活する。
2011(平成23)年8月に宇部・新天町アーケード内の空きビルを活用してオープンし、同年11月には「世界一歩行距離が長いお化け屋敷」としてギネス記録にも認定。翌年9月に惜しまれながら閉店したお化け屋敷「デッド・オア・アライブ」が同SCで期間限定イベントとして開かれることが分かった。
仕掛け人の城光さんは「新型コロナの影響で子どもたちが窮屈な思いをしているのを見てきて、どこかで解消できる場を設けてあげたいとずっと思っていた。地元の子どもたちが笑顔になれるようにと、約10年前に宇部・新天町で大行列を作ったお化け屋敷を復活させようと企画した」と話す。
今回のテーマは「怖くないお化け屋敷」で、「かつて新天町に降臨した主人公・『恋夢(たみ)ちゃん』が、10年ぶりに里帰りしておのだサンパークにやってきた」というストーリーで展開する。
会場は、子ども向けの怖くないエリア「フェアリーゾーン」と、本格的なホラーが体験できる「デスゾーン」に分け、入場者はチケット購入時に「デスゾーン」に進むかどうかを決めるようにするという。
城さんは「当時はナビゲーターとして参加して、来場者の興奮や臨場感を実際に見てきた。今回は、その時の経験を生かして企画したので、何度もリピートしてもらえると思う。思い出に残る楽しい夏を提供したい」と笑顔を見せる。
開催期間は8月6日から同28日の予定。