ラーメン店「石田一龍 山口宇部店」が(宇部市南浜2、TEL 0836-39-5095)が9月27日、宇部にオープンした。
北九州市に本店を構える「石田一龍」のフランチャイズ店で、グループ全体では12店舗目の出店。山口県内では下関長府店に次ぐ2店舗目となる。下関長府店で店長を務めていた斎藤貴裕さんが独立開業し、斎藤さんと長年親交のある川島弘義さんが店長を務める。
斎藤さんは「(石田一龍の)新森社長の人柄やラーメンに対する情熱に引かれ、1年半前に石田一龍の門をたたいた。石田一龍のモットーは目配り・気配り・心配り。心から『おいしい』と思ってもらえるように、すがすがしいあいさつに始まり、気持ちの良い接客や提供スピードなど、また来たくなる、誰かに紹介したくなるような店にしていきたい」と話す。
約30坪の店内には、テーブル席16席、カウンター席7席を用意。
提供するラーメンは、濃厚でクリーミーな味わいが特徴の豚骨ラーメン。本店では細麺で提供している麺は、宇部の文化に合わせて中太麺にした。
メニューの柱は、豚の頭骨や大腿(だいたい)骨を16時間以上炊き込むという「濃厚ラーメン」と、「さらっと口当たりが良いスープが特徴」という「屋台ラーメン」(以上730円)。このほか、「チャーシュー麺」(970円)、「ワンタン麺」、魚介のだしと豚骨スープで仕上げた「つけ麺」(以上890円)や「辛つけ麺」(950円)のほか、「ギョーザ」(400円)や「チャーハン」「チャーシュー丼」(以上500円)などのサイドメニューやセットメニューも提供する。
オープン後、初の週末には家族連れや女性客など幅広い客層の行列でにぎわいを見せているという。斎藤さんは「数あるラーメン店の中からお客さまが当店を選んでくれたこと、その頂いた時間を大切にしていきたい。北九州ラーメンを宇部に根付かせていければ」と話す。
営業時間は11時~16時、18時~21時。スープがなくなり次第終了。水曜定休。
※記事は取材当時のものです。