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山口・湯田温泉に火鍋専門店「火鍋熱炒」 福岡の店が監修、薬膳火鍋提供

台湾の居酒屋をイメージし、にぎやかな雰囲気に仕上げた店内

台湾の居酒屋をイメージし、にぎやかな雰囲気に仕上げた店内

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 火鍋専門店「火鍋熱炒(ヒナベルーチャオ)」(山口市湯田温泉3)が12月14日、山口・湯田温泉にオープンした。

約20種類の薬膳や香辛料を使った「薬膳火鍋」

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 火鍋好きの店主が「山口で気軽に火鍋を提供できる場を作りたい」とオープン。福岡・中州の「辣Ristoro168(ラ・リストーロ イロハ)」(福岡市博多区)で食べた薬膳火鍋の味わいに感動し、山口の人にも同じ味を食べてほしいと思い火鍋専門店の出店を決意した。「辣Ristoro168」監修の下、調合したスープを使い「本格的な」薬膳火鍋を提供する。

 長年飲食業に携わり、同店の店長を務める藤永昌洋さんは「福岡で人気の味が山口でも食べられる。鍋や店内の飾り、ドリンクなどには実際に台湾から仕入れたものも使っているので、雰囲気も楽しんでほしい」と話す。

 店内はカウンター席6席、テーブル席24席を備える。店名にある「熱炒」は台湾語で「居酒屋」という意味を持つ。

 「薬膳火鍋」(1人前=3,300円、注文は2人前から)はお通し、ラム肉、豚ロース、豚バラ、牛ホルモン、季節の野菜・きのこ盛り、刀削麺(とうしょうめん)がセットになっている。松の実や八角など約20種類の薬膳や香辛料を使い、「たくさん食べても胃もたれしづらい味わいに仕上げた」という。2つに仕切られた鍋には辛くない鶏白湯スープも用意する。

 単品メニューは、「小籠包(ショーロンポー)」(580円)、「油淋鶏(ユーリンチー)」(720円)、「唐揚げ」(700円)など。ドリンクは「台湾プレミアムビール」(600円)、「台湾フルーツビール」(550円)、「台湾ライチジュース」(450円)など実際に台湾で飲まれているものも提供する。そのほか、ビール、サワー、焼酎、日本酒、ソフトドリンクもそろえる。

 藤永さんは「通りがかりでも入りやすい雰囲気にしている。気軽に入って本格的な火鍋を楽しんでほしい。当店のオープンで、湯けむり横丁をさらに盛り上げたい思いもある。店を長く続けていくことが今一番大切」と話す。 「寒い冬には体を温めて、暑い夏も汗をかきながら、1年を通して火鍋を楽しんでもらえたら」とも。

 営業時間は18時~24時。月曜定休。

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