鉄道と地元の魅力に触れるイベント「miniSLフェア×ヤマサチマルシェ」が3月20日、JR新山口駅で開かれる。
同イベントは、新山口にぎわい創出協議会が主催する同駅北口駅前広場のオープン6周年記念イベント「えきの笑顔まつり」に合わせて開催する。
JR西日本中国統括本部の松岡慶子さんは「山口県(=ヤマ)の魅力ある品々(=サチ)を、作り手との会話を楽しみながら届ける場として開催してきた。今年は県内の人気店が出店するだけでなく、マルシェMCが各ブースを楽しく盛り上げる。今まで以上に多くの笑顔が生まれると思う」と話す。
当日は、南北自由通路・南口駅前広場で「ヤマサチマルシェ」、南口1階で「miniSLフェア」を行う。
「ヤマサチマルシェ」では、南北自由通路に「COFFEE BOY」(周南市)、「やまぐちシードル」(山口市)、「スミダ商店」(萩市)、「Pesca」(周南市)など県内のカフェや飲食店、クラフト雑貨など20店舗が出店。南口駅前広場に「Nishida Coffee」(山口市)、「うふふごはん」(長門市)などキッチンカー6台が出店する。
「miniSLフェア」では、山口で働くJR西日本社員による「miniSL乗車体験」「打音検査」「投炭ゲーム&石炭プレゼント」などの仕事体験(体験チケット=現金500円、ICOCA300円)のほか、「SLやまぐち号」などの鉄道グッズ販売や、鉄道標識や新幹線足元表示のキーホルダーなどが当たるガチャガチャの設置、鉄道模型の展示などを行う。
北口2階・観光交流センター前では「駅ピアノ@新山口春コンサート」を開催し、地元アーティストによる駅ピアノの演奏やオペラのコンサートを披露する。
松岡さんは「山口市がニューヨーク・タイムズ紙に掲載されて注目が集まっていることを受け、山口ならではのメニューや新商品を準備した出店者もいると聞いている。駅のある小郡地域は、地元出身の方だけでなく県外からの移住者も多く住んでいる。イベントを通じて、多くの方に山口の良い物と鉄道の魅力に触れてもらい、楽しんでもらいたい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。