宇部の特産品店「幸屋」（宇部市中央町2、TEL 0836-31-0182）が3月初旬、「フルーツタルト」の販売を始めた。

　地元特産品や土産品などを取り扱う同社。本店限定で販売を始めた同商品は、本店に隣接する果物店で取り扱う果物を使ったもので、タルト生地の中にスポンジを敷き、上には季節ごとの旬の果物をたっぷりとのせる。

　現在は、旬のイチゴやキウイ、オレンジ、グレープフルーツ、バナナ、リンゴの6種類をトッピング。果物の周りには生クリームを添えて仕上げた。サイズは15センチ。価格は1,800円。

　同社は6年前から新鮮な果物を使った「生フルーツゼリー」の販売もしており、今では1日に30～40個売れる定番の人気商品になった。

　「以前、出張先の関西で果物店が同様のスイーツを販売しているのを見掛け、フルーツを使った次なる商品展開として試みたいと数年前から考えていた」と同社の藤井善章社長。1年半にわたって試行錯誤を繰り替えし、販売にこぎ着けた。

　藤井社長は「旬のフルーツの魅力を一度に楽しんでいただける一品に完成した。果物店でしかできないスイーツにしようとフルーツを盛りに盛った。出来栄えは上々。ぜひ味わっていただきたい」と胸を張る。「今は口コミで知った方が誕生日などお祝い事で求めてくださっている。今後はフルーツジュースの販売も考えていきたい」とも。

　営業時間は9時～19時30分。