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山陽小野田・厚狭の民家レストラン「わくわく庵」が刷新 「あん庵」で再出発

「あん庵」の三井啓子さん(右下)と夫の耕二さん(左下)スタッフのみなさん

「あん庵」の三井啓子さん(右下)と夫の耕二さん(左下)スタッフのみなさん

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 山陽小野田・厚狭の民家レストラン「楽食茶房 わくわく庵」が6月9日、店名を「あん庵」(山陽小野田市厚狭、TEL 0836-72-0264)に変更してリニューアルオープンした。

10種類の手作り総菜を付ける「豊後牛の焼き肉セット」

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 2010年5月、定年退職した三井啓子さんが、夫の耕二さんと共に趣味を生かした店として自宅の一画でオープンした同店。近所の主婦をスタッフに、豊後牛の石焼きをメーンにした約15種類の総菜のランチを提供したところ、そのボリューム感が話題を呼び人気店となった。

 オープンから2年後には、全国ネットのドキュメンタリー番組「人生の楽園」に取り上げられ、予約が7カ月待ちになるほどに。客数の増加を受け、耕二さんが店舗の増築を行い現在は46席を用意。5周年の区切りを迎えメニュー編成と店名を変更して再出発する。

 提供するのは、月に2回ほど大分・九重まで直接仕入れに行く豊後牛と季節感を盛り込んだ約10種類の手作り総菜を付けた「豊後牛の焼き肉セット」と「豊後牛フレッシュミートスパセット」(以上1,280円)。これまでメニューは1種類だったが、刷新を機に価格を下げて幅を広げた。

 これまでを振り返り「オープン以来、約4万2000人ものお客さまに来店いただいた。夢をかなえることもできて、本当にありがたい気持ちでいっぱい」と三井さん。「リニューアル後は落ち着くかと思っていたが、かえって忙しくなった(笑)。この店は私の楽しみ。今後もリーズナブルにいろいろな味わいが楽しめて、ゆっくり話せるような空間を提供し続けたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時30分~15時。土曜・日曜・祝日定休。

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