食べる

山陽小野田のかすうどん店が移転 「うどんモーニング」利用増に期待

移転オープンした「かすうどん ビリケン」

移転オープンした「かすうどん ビリケン」

  • 0

  •  

 山陽小野田市役所の程近くに9月10日、かすうどんをメインに提供するうどん店「かすうどん ビリケン」(山陽小野田市日の出1)がオープンした。

早朝に食べられる「ミニかすと玉子かけ」

[広告]

 8月15日に閉店したうどん店「本場大阪かすうどん どんぶら」(新生1)が移転オープンした同店。大阪発祥のかすうどんを印象づけるため、店名に大阪のシンボルである通天閣の守り神「ビリケン」を入れた。

 「雨漏りが気になったので7月に移転を決め、早急に準備を進めた」と店主の磯部博文さん。空き店舗を改装し、前店舗で使っていたカウンターやテーブルを活用する。

 店舗面積は約20坪。席数はカウンター7席、テーブル8席、座敷8席。店内にはビリケンの置物を飾る。

 提供するうどんに使うのは、甘口のかつおだしと讃岐の細麺。メインのかすうどんメニューには、細切れのホルモンを油で素揚げした「油かす」を大阪から取り寄せて使う。

 メニューは、「かすうどん」(600円)、「かす肉」(700円)、かす粉を入れる「かすカレーうどん」(750円)や「かす雑炊」(650円)などのほか、「肉うどん」「えび天うどん」(以上500円)、「丸天うどん」(400円)、「カレーライス」(350円)など55種類。ワンコインのセットメニューやトッピングも用意する。

 前店舗で6月から始めた「うどんモーニング」も引き続き提供。朝限定メニューは「ごはんとみそ汁」(200円)、「玉子かけとみそ汁」(250円)、「ミニかすと玉子かけ」(500円)など5種類で、近隣で働くビジネスマンの利用を期待する。

 12月1日に5周年を迎える同店。オープン当初、油かすが入るメニューは「かすうどん」のみだった。磯部さんは「うどん店の出店を考えていた時、大阪に住む妻の姉妹から『かすうどんをメニューに入れてみては』と提案され、店の名物にしたところ好評だったのでトッピングが異なるメニューを増やした」と振り返る。

 「突然の移転で告知が行き届かなかったことが心残りだが、心機一転の機会になった。新店舗は座敷席が多いので子ども連れでも気兼ねなくご利用いただける。県内ではなかなか食べられない『かすうどん』を食べに来てほしい」とも。

 営業時間は7時~8時30分、10時30分~16時。月曜、第2日曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース