地産地消「山口ラーメン」お披露目-県内中国料理店で順次提供へ

山口グランドホテル内の中国料理店「隨園」で提供される地産地消「山口ラーメン」

山口グランドホテル内の中国料理店「隨園」で提供される地産地消「山口ラーメン」

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 山口グランドホテル(山口市小郡黄金町)で8月27日、地産地消「山口ラーメン」のお披露目会が行われた。

山口グランドホテルの地産・地消料理

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 日本中国料理協会山口県支部が提供する「山口ラーメン」は、同支部が開発した山口県産小麦「ニシノカオリ」を55%使用した地産地消麺を使ったラーメン。同支部の各加盟店で提供する。各店で共通の麺を使用するが、スープや具材は店によって異なる。

 県産小麦「ニシノカオリ」は、うどん用の粉としては適しているが、中華麺にするには力が弱いため製品化には苦労したという。さまざまな配合を試して、最終的には「ニシノカオリ」55%使用の麺になった。食感と小麦の香りを重視し、店によってスープが異なることから、どんなスープにも合うようにストレートの細麺にした。

 同日、お披露目されたのは、山口グランドホテル内の中国料理店「隨園」が9月10日から提供する山口ラーメン。豚骨白湯スープをベースに、長州鶏胸肉(長門産)の蒸し鶏、ゆで卵(山口産)、青葱(小野田産)、細もやし(宇部産)など、県産食材を具材に使用した。価格は750円。

 同支部加盟店8店舗のうち、「隨園」(山口市)は9月10日から、「家常キッチン チャイナハウス」(周南市)は9月17日から、「敦煌 山口周南店」(周南市)は9月中旬から、それぞれ山口ラーメンの提供を開始する。その他の店舗も順次提供を始める予定。(©マルニ)

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