食べる

宇部のカフェ「MiR みーる」1周年 バリアフリーの店内、朝から営業

スタッフのみなさん

スタッフのみなさん

  • 4

  •  

 宇部・厚南のカフェ「MiR みーる」(宇部市妻崎開作)が5月10日、オープンから1周年を迎えた。

カフェ「MiR みーる」の「温room」

[広告]

 運営は、医療法人社団厚心会の関連会社「カモミール」(黒石北3)。同店を担当する山本さんは「あっという間の1年だった。客層は幅広く、男女問わずお一人様も多い。県外からSNSを見て来店してくれる方もいる。少しずつ街に定着してきたと感じる」と話す。

 店内は完全バリアフリーで、車いすやベビーカーの入店も可能。靴を脱いでくつろげる個室「温room(オンルーム)」も備え、昨年秋からは「日頃の忙しさを忘れ、子どもと楽しく触れ合う時間を」と、介護施設の音楽療法士による「happy hug time」を月1回開いている。第4日曜には「がんサロン」を開き、「同じ不安を抱える人と体験を共有でき、気持ちが和らぐ場になっている様子」(山本さん)という。

 モーニングタイム(7時~)は「バタートースト」(450円)や「きなこトースト」(500円)などを提供し、ランチタイム(11時~14時)には黒毛和牛を使った「ビーフガーリックパスタ」(1,300円)や「ピビンバ風混ぜご飯」(スープ付1,400円)など、カフェタイム(14時~)には、「バスクチーズケーキ」や数量限定の「ティラミス」(以上600円)などを用意する。今年4月から、数量限定で「英国風スコーン」(単品280円~)の販売を始めた。

 ドリンクは、スペシャルティコーヒーのほか、麹(こうじ)仕立ての獺祭甘酒を使った「新生甘酒ミルク」などをそろえ、テイクアウトにも対応する。中国茶館「瑛林房(インリンファン)」も併設し、平日2部制で予約を受け付けている。

 山本さんは「5月は、1周年記念キャンペーンを企画している。大切な人との語らいや一人の安らぎの時間など、心のゆとりを育む時間を提供できる心温まる店でありたい。商品は今後も改良を重ね、季節メニューの展開や、より快適に過ごせる空間作りに日々努力していきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、平日=7時~17時、土曜・日曜・祝日=8時~17時。木曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース