パン店「Une seule(アンスール)」(宇部市厚南中央6、TEL 0836-55-6536)が4月21日、オープンした。
2018(平成30)年4月にカフェレストランとしてオープンした同店。今年1月にカフェレストランとしての営業を終え、オーナーシェフの木村奉学(とものり)さんと妻の敦子さん夫婦が「大切な人に食べさせたい」という創業以来の思いをパンに託し、再スタートを切った。
業態変更の背景には、老若男女がより気軽に立ち寄れる「日常に寄り添った場にしたい」という願いがあった。木村さんは「昨年1月にメニューを刷新したことで客層が幅広くなり、ランチやカフェにとらわれず、誰もが気軽に来店できるようにしたいとの思いが強くなった」と決断した理由を話す。
提供するパンは、国産小麦やバター、地元産の卵など国内産の素材にこだわり、マーガリンやショートニング、外国産小麦は使用しない。カスタードクリームのほか、肉や魚介などのパンに挟む具材やソースは手作りする。
木村さんは「料理人らしいパンを作りたかった。材料費は高くなるが、子どもにも安心して食べさせられるものを提供したい。味付けはシンプルに素材の味を引き出すなど、健康への配慮も欠かさない」と話す。
店内には洋食風の食事パンをメインに、常時約30種類のパンが並ぶ。鴨のロティを詰め込んだ「鴨パン」(648円)、煮込んだ豚バラ肉とホワイトソースなどで仕上げた「プティサレドッグ」(488円)、「ベビーホタテのグラタンドッグ」(486円)、「ベーコングラタンドッグ」(454円)、焦がししょうゆの「コーンマヨドッグ」(270円)など。
菓子パンや定番のパンは、ゲランド塩を使う「塩パン」(64円)、「鶏のラグーとジェノベーゼピザ」(270円)、白玉入りの「北海道産粒あんぱん」(270円)、ブール・ノワゼット(焦がしバター)の「メロンパン」、「シナモンロール」(以上248円)など。自家製カスタードのクリームパンは3種類用意する。
木村さんは「夫婦でやっている小さなパン屋なので、少しずつ商品を増やしていきたい。一つ一つ丁寧に、一品料理を食べたような満足感のある『アンスールらしいパン』を届けたい。自宅での朝食やランチタイムに、心が温まるひとときを過ごしてもらえたら」と話す。
営業時間は10時~17時(なくなり次第終了)。現在の営業日は、火曜・水曜・金曜・土曜。営業日はインスタグラムで告知する。
※記事は取材当時のものです