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山陽小野田のベーカリー「アップルベリー」10周年 初心忘れず、「挑戦」に意欲

手作りのパンを提供してきた弘文さん(写真左)と、妻・利恵さん

手作りのパンを提供してきた弘文さん(写真左)と、妻・利恵さん

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 山陽小野田・厚狭のベーカリー「アップルベリー」(山陽小野田市郡、TEL 0836-72-0035)が6月25日、10周年を迎えた。

こぢんまりとした店内に、手作りパンがずらり

 コンセプトは、オープン当初から「子どもに食べてもらいたいパン」。素材の味わいを大切にして、合成添加物不使用のパンを手作りしてきた。店頭販売のほか、ここ3年ほどはイベント出店にも精力的で、1年前から始めたインスタグラムの効果もあって市内外から来店がある。

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 約4坪の店内は、温かみのある雰囲気。焼き上がりのピークを迎える正午には、ベーグルやデニッシュ、総菜パン、食パンなど、80~100種類ほどの商品がずらりと並び、土曜はバーガーメニューも提供。「安心・安全な食材」で作ったパンは、小さな子ども連れや妊婦にも喜ばれているという。

 店主の山本弘文さんは厚狭出身で、開業前は公務員だったが、40歳を機に人生を見つめ直して「昔から抱いていた開業の夢をかなえたい」と決意。「思いを理解して、支えてくれた家族のおかげで今がある」と感謝を胸に振り返り、「真面目に続けることで常連客もついた。あっという間の10年間だった」と笑みを浮かべる。

 店長を務めるのは、弘文さんの妻・利恵さん。サンドイッチや焼き菓子を作るほか、笑顔で来店客を迎える同店の「看板」としても尽力してきた。「温かいスタッフの協力もあって10周年が迎えられた。手抜きなしで営業し続ける中で苦労もあったが、これからも初心を忘れずに健康第一で頑張りたい」と節目を迎えて、一層気持ちを引き締める。

 地域に寄り添って営業する中で、弘文さんは「ふわふわしたポピュラーなパンが好まれる」と需要を分析するが、「ハード系の食事パンも需要は上がってきているし、これから挑戦したいことの一つ」という。「試行錯誤を繰り返しながら、いつまでも続けていきたい」と意欲を話す。

 営業時間は9時30分~18時30分。日曜・祝日定休。