自家製のソーセージとハム専門店「Delikatessen ERSTEN(エルステン)」(宇部市厚南中央1、TEL 0836-39-6511)が10月17日、オープンした。
提供するのは「本場ドイツの製法」で手作りするソーセージとハム。精肉卸業に携わってきた安昌幸さんが、ハムやベーコンなど食肉加工品の製法に興味を持ったことから2年間修業してUターン。実家の焼き肉店「ニューソウル」横で開業した。
25坪の店内にソーセージなどを作る工場を設ける。ショーケースには粗びきにした「プレーンウインナー」(320円)や仏産のハーブを練り込んだ「ハーブウインナー」(380円)、ふんわりとした食感が特徴の「白ソーセージ」(370円)など、太さや長さなどが異なる7種類のソーセージを用意。
ハムは、約半日煮込む「ボンレスハム」や豚バラ肉にピスタチオを入れた「ベリーハム」(600円)、1週間寝かして完成させる「ベーコン」(480円)など異なる味わいが楽しめる8種類を中心に、パプリカを練り込んだ「パプリカリヨナー」やグリーンペッパーを効かせた「コッホサラミ」(以上380円、価格は100グラムあたり)など40種類をそろえる。
安さんは「修業先の茨城県で『ドイツ食肉マイスター』を持つ職人から学んできたので、本場の味わいを地元の方にも知ってもらいたい。手作りするのが一番のこだわり。使うハーブやスパイスはドイツから直輸入して国産豚の質も妥協せず、一つ一つをじっくりと製造する」と話す。
「モットーは『おいしいものをもっとおいしく』。お客さまの要望にも応えながら、家族で安心して食べていただける、安全なものを提供していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は10時30分~19時。火曜定休。