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山口にハンバーガー店「スタジオD」 組み合わせ自由、ICチップで食材情報も

「自由な組み合わせで楽しんでほしい」と店長の中本彩香さん

「自由な組み合わせで楽しんでほしい」と店長の中本彩香さん

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 山口情報芸術センター(YCAM=山口市中園町、TEL 083-901-2222)内にハンバーガー店「スタジオD」がオープンして1カ月がたった。オープン日は7月21日。

具材プレートに内蔵されたICチップをかざすと

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 芝生広場を臨むガラス張りの店内にテーブル席20席を用意。ハンバーガーを注文する「カスタムバーガーワークショップ」とポテトのフレーバーを選ぶ「フードパウダーミュージアム」、グッズや地元の土産品を販売する「YCAM SHOP」のブースを設ける。

 同所はこれまで食のワークショプ会場として活用してきたが、プロモーションの一環として同館が運営する。提供するのは、セルフ形式で具材を選んで作る「手作りハンバーガー」で、壁にかけられた好みの具材プレートを取ってサンドする順に自由に組み合わせて注文する。

 具材プレートの裏には、「味覚チャート」や「おいしい理由」などの記載のほか、ICチップも内蔵し、カウンターに設置した機械にかざすと、食材のこれまでの移動距離や生産にかかった日数などがモニターに表示され、食にまつわる情報を知ることができる。

 具材は、バンズ(50円)や手作りする「パティ」(300円)などのほか、地元で採れる「ミニトマト」(40円)、「カボチャ」など16種類。ソースは、「自家製ケチャップ」(40円)や「食べるラー油」「マヨネーズ」(以上、30円)など7種類を用意。

 そのほか、「フライドポテト」(250円)のトッピングパウダーには64種類を用意。「オリゴ糖」や「クエン酸」、「コリアンダー」、「キシリトール」など幅広い調味料やスパイスをそろえる。

 同館広報担当の岡崎里美さんは「ワークショップ感覚で食を楽しみ、学びながら食べることができて新しい味覚を探求できる。当館でイベントがないときにも、地域の方に気軽にお越しいただける場にしたい。地域と私たちをつなぐ場として、足を運んでもらえれば」と話す。

 営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休。

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