宇部・新川に11月9日、ジビエ料理を扱うレストラン「ビストロアマービレ L'Etoile(レ・トワール)」(宇部市上町1、TEL 0836-39-6007)がオープンした。
下関産のイノシシ肉や鹿肉を使ったジビエ料理がコンセプト。下関・小月のレストラン「ビストロ アマービレ」がフランチャイズ1号店として出店。宇部市内で整骨院を展開する「アローズ」(船木)がフランチャイジ―として経営する。
店内にカウンター7席、テーブル席47席を用意。アンティークな雰囲気に仕上げ、壁をレンガ調、照明にたるを使用。「アマービレ」店主でジビエハンターの財満将広さんが山で捕獲したジビエを使った料理を提供する。
メニューは、「鹿肉のタルタル」(900円)、イノシシ肉や鹿肉の「ジビエピザ」(1.380円)、「猪(いのしし)肉の直火(じかび)グリエ」(1,980円)などのジビエ料理のほか、「骨付き鶏のコンフィ」(1,100円)や「鮮魚のポワレ」(1,580円)、ピザ、パスタ、グリル料理など約60種類を用意。
アルコール類は、生ビール(550円)やスパークリングワイン、フローズンカクテル(以上700円)など約30種類。クラフトビールとたるで提供するスパークリングワインは、セルフサービスの飲み放題で提供する。客単価は5,000円程度。
財満さんは「ジビエは癖があると思われている人も多いが、適切に処理された新鮮なものは臭みもなくおいしい。県内では、野生の鳥獣による農作物などの被害が止まらない。食することで少しでも自然に貢献していきたい」と話す。
アローズの星木武三社長は「財満さんのジビエを捕らえて食す活動に共感したことから出店を決めた。まずは店を有名にすることを目標にして、多くの方に知っていただきたい」と話す。
営業時間は18時~翌3時。火曜定休。