昨年に続き宇部でボクシングの試合が4月21日、ココランド(宇部市上宇部)で開催される。主催は「宇部ボクシング&フィットネススクール」(厚南北2、TEL 0836-43-0711)。
昨年25年ぶりに宇部で行われ好評を博した興行を今年も開催。「吉永企業グループ杯 BOX-2」(吉は「士」の下が長い)と銘打ち、計13試合を行う。同ジムからは7人の所属選手が出場し、そのうち宇部出身選手は3人。
メインとなる試合は、地元出身の21歳・前村隆気選手と、沖縄ワールドリング所属の山城遼馬選手の対決。本年度の西部日本バンタム級新人王予選を兼ねる。前村選手は「地元での戦いなので必ず勝ちたい。自分の癖と向き合って練習に励み、体の仕上がりも良い。ジムの皆に支えられているので強い自信がある」と闘志を燃やす。
このほか、宇部では初の女性公式戦となる武久毬沙選手と河端ほたる選手の試合や、菅能克彦選手と黒川浩道選手による同ジム所属選手同士のエキシビションマッチ、高校生ボクサー対決なども予定する。元プロボクサーでタレントの具志堅用高さんによるチャリティーサイン会も開催。
同ジムの上野剛会長は「ボクシングで地元を盛り上げようと昨年25年ぶりに手探りで開催したが、好評をいただき、今年は試合数も多く用意した。地元でボクシングの試合を見る機会はなかなかないので、生の迫力を多くの方に楽しんでほしい」と話す。
「若い人にこそ見てもらい、『自分もやってみたい』と思うきっかけになればうれしい。見応えには自信があるので、来年以降も継続して開催して地域を盛り上げ、ボクシング人口も増やしていければ」とも。
開催時間は13時~。チケットは6,000円(前売りは5,000円)。問い合わせは同ジム(TEL 0836-43-0711)まで。