宇部の山口大学付属病院(南小串1)内に11月11日、「サビエルカンパーナ 山口大学付属病院店」がオープンした。
場所は「ドトールコーヒーショップ」跡で店舗面積は約19坪。山口市内に本店を構える同社が直営し、宇部初出店となる。5年ほど前から院内の売店にパンを卸してきた中で構想し出店に至った。
現在は、同病院が新型コロナ感染拡大防止のために入院患者への面会を禁止しているため、患者や職員、併設する医学部の学生などが利用している。
コンセプトの「スペイン・バスク」を取り入れた約60種類のパンや、5種類の「パニーニ」(400円)やトマトソースとナチュラルチーズが入ったライスコロッケ「アランチーニ」(200円)などのほか、パスタやパン、サラダが付いた「BOXパンセット」(850円)や「ミネストローネ」(250円)などのスープやコーヒー、フルーツなどを販売。
同社が運営するカフェ「Nafarroa(ナファロア)」(山口市亀山町5)のノウハウを生かしたパスタやケーキなども提供する。
松本家彰店長は「コロナで大変な思いをしている医療従事者や患者さんたちに、安全であったかくておいしいものを提供し、『食』でサポートできたら」と話す。
営業時間は8時~17時。土曜・日曜・祝日定休。