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長門で「やきとりセミナー」 地域おこし協力隊が講座や試食会で「焼き鳥文化」発信

参加者に焼き鳥を振る舞う田中さん

参加者に焼き鳥を振る舞う田中さん

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 「やきとりのまち」長門市で3月6日、焼き鳥について考えるイベント「田中家やきとりセミナー」が開催された。

焼き鳥を焼く田中さん

 主催したのは、市が取り組む「やきとりのまち長門推進事業」の担当で長門市地域おこし協力隊の田中陽一郎さん。田中さんは、長門市の「焼き鳥文化」に魅了されて約1年前に大阪からIターン。今回のイベントは「焼き鳥文化」の普及やメニュー開発、焼き鳥のおいしさの再認識を目的に開いた。

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 元焼き鳥店の空き店舗を会場に実施。市内外から親子連れなど8人が参加し、田中さんによる「焼き鳥講座」や試食会、意見交換などが行われた。

 講座で田中さんは「長門は豊かな自然環境と養鶏業、焼き鳥店が限定的なエリアに集約されていることが全国的に珍しく、それが長門の焼き鳥文化発展のベース」と位置付け、県内初の養鶏専門農協「深川養鶏農業協同組合」設立の経緯や、長門の焼き鳥の特徴や市内で焼き鳥が普及した歴史などを解説した。

 試食会では、市内三隅産の炭を使用し、味付けの異なる「モモ」と「皮」の焼き鳥をそれぞれ2種類用意したほか、地元産の野菜サラダや鶏皮を入れた「鶏皮たこ焼き」などを提供した。

 2人の子どもと参加した市内在住の国重真弓さんは「地元の食について、いま一度しっかりと知りたいと思い参加した。子どもたちも焼き鳥が大好きで、焼き鳥の食文化が市民の誇り。考察を深めることができてよかった」と笑顔を見せた。

 長門市は、人口1万人当たりの焼き鳥店舗数が全国トップクラスで、2005(平成17)年から「焼き鳥」をコンテンツにした町おこしに取り組んでいる。田中さんは「焼き鳥は奥が深く、長門の食文化の魅力をもっと広く知ってほしい。朝締めの鶏で提供されていることや、だからこその新鮮さとおいしさをこれからも伝える活動をしていきたい」と話す。

 同イベントは、今月12日(満席)・13日・14日(両日12時~、15時~)にも行われる。参加無料。

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