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JR小野田線に特別列車「どさけん号」登場 住みます芸人がヘッドマークに

「どさけん号」と写るどさけんさん(写真提供=山陽小野田市経済部商工労働課)

「どさけん号」と写るどさけんさん(写真提供=山陽小野田市経済部商工労働課)

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 山口県住みます芸人・どさけんさんのイラストをヘッドマークに取り付けた特別列車「どさけん号」が10月29日、JR小野田線で運行を始めた。

期間限定の「どさけん号」

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 山口県や山陽小野田市、JR西日本などで構成するJR小野田線活性化委員会が、同線の利用促進を図ることを目的に企画。今年2月に就任10周年を迎えたどさけんさんを「JR小野田線スペシャルサポーター」に任命し、スペシャルヘッドマークを123系U-18編成車両に取り付けている。

 直径58センチのヘッドマークは、同市のイメージカラーであるオレンジを基調に、どさけんさんのほか、JR小野田線沿線の地域資源である「くぐり岩」や「工場」、市立サッカー交流公園「おのサン サッカーパーク」をデザインする。イラストは、防府出身のイラストレーター・りおたさんが手がけた。

 初日には、運行開始を記念してJR小野田駅で出発式が行われた。藤田剛二山陽小野田市長、JR西日本の桑崎伸彦宇部管理駅長、りおたさんの号令に合わせて10時16分に出発し、多くの鉄道ファンやどさけんさんのファンが写真に収めるなどし、にぎわいを見せた。

 同列車の運行期間中は、どさけんさんが不定期に乗車し、オリジナルグッズや沿線にある店の菓子、観光パンフレットなどを配布する「おもてなし」を行うという。

 山陽小野田市経済部商工労働課課長補佐の植田達也さんは「JR小野田線は高校生や大学生の通学利用が約6割だが、『見かけたらラッキーな特別列車』の運行をきっかけに、電車に関心を持ってもらいたい。どさけんさんに会えることを楽しみに、『今日の休みは電車に乗って出かけよう』となってもらえたら」と話す。

 同列車は来年3月末まで運行するが、定まった運行日時はない。JR小野田駅改札内に入場する場合は、入場料が必要。

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