今年で15回目となるイルミネーションイベント「TOKIWAファンタジア」が11月27日、宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で始まった。
目玉企画の「光と音によるライトショー」では、園内の芝生広場に設置した高さ12メートルのツリーを中心に、音楽に連動して色とりどりに光輝くエンターテインメントショーが18時から30分ごとに約6分間、繰り広げられる。アトラクション「呪われた城」にはプロジェクションマッピングも投影する。
市内の幼稚園、学校、民間企業などが出展する「イルミネーションコンテスト」では、手作りしたイルミネーション作品を約50作品以上を展示して会場を彩る。今年は踏むと音が鳴る「体験型イルミネーション」も新たに設置した。
地域の小学生が夢などを書いたプレートを正面入り口から入場ゲート前の間に展示する「光の天の川」や、正面入り口~入場ゲート前、花いっぱい運動記念ガーデンエリアでは、宇部市内の園児が書いた絵などをLEDライトでともす「クリスマスカードイルミネーション」も設ける。
期間中、キッチンカーが出店する「クリスマスカフェ」、遊園地の夜間営業、大道芸人によるパフォーマンスを行うほか、園内「彫刻の丘」の野外彫刻もライトアップする。
宇部市ときわ公園課の高木悠汰さん(「高」ははしごだか)は「観覧車に乗って空から眺めるイルミネーションや光と音と遊ぶ体験型イルミネーションなど、夜の遊園地がエンターテインメントの世界に生まれ変わる。温かい気持ちになれる光に包まれながら、家族や友人や恋人と、それぞれに楽しんで冬の思い出を作ってもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は18時~21時30分(最終入場は21時)。料金は当日券のみで大人500円。高校生以下と障がい者手帳を提示した人は無料。来年1月9日まで(12月31日、1月1日は休園)。