宇部ときわ公園内のカフェが「ビエンナーレメニュー」 彫刻モチーフに4品

彫刻作品「いしずえ」をモチーフにしたメニュー「いしずえ・巻」

彫刻作品「いしずえ」をモチーフにしたメニュー「いしずえ・巻」

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 宇部ときわ公園内のカフェ「Trebol(トレボル)」(宇部市野中3、TEL 080-2893-6833)が現在、彫刻展「UBEビエンナーレ」の作品をモチーフにしたメニューを提供している。

彫刻作品をモチーフにしたスイーツ「オレンジ」

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 同展の会期に合わせ、今月4日~11月29日の期間限定で提供する同メニュー。彫刻をモチーフにしたメニューの提供は、イベントを盛り上げようと前回から始め、今回が2度目。彫刻作品を一望できる店内で、作品を鑑賞しながら、それらにちなんだメニューを食べることができる。

 会場に展示されている18作品の中から、店主の矢部敬子さんが4種類のメニューを考案した。メニューは、「いしずえ・巻」、「跡・焼きカレー」(以上890円)、「タイヤプランX」(ドリンク付き、750円)、「Orange(オレンジ)」(ドリンク付き、700円)。

 「いしずえ・巻」は、カタツムリをモチーフにした作品「いしずえ」から「うず」をヒントに、サーモンやタイなどを入れた特大の太巻きのプレート。「ワサビしょうゆ」と「レモンマヨネーズ」、「和風チリソース」の3種類のソースを添えて提供する。

 「オレンジ」は、「ババナだって、色素が違い命名者が違えばリンゴの色をしてバナナという名だったかもしれない」という作品コンセプトに沿い、器にしたオレンジの中にバナナやスポンジ、生クリームやオレンジカスタードを入れた。

 そのほか、「跡・焼きカレー」はチキンカレーをベースに、「タイヤプランX」はワッフルの上に生クリームと同園で採れたブルーベリーをトッピングし、チョコレートアイスを載せた。

 「7月下旬の彫刻搬入のころから実物の作品を見てイメージしながら試作を繰り返し、1カ月かけて完成させた」と矢部さん。「作家さんとも話をして私なりに作品コンセプトを解釈し、作品のイメージを大切にすることを心掛けた。お客さまにも分かりやすく、食べていただきやすいように仕上げたので、作品と合わせて楽しんでもらえたら」とも。

 営業時間は11時~17時。火曜定休。

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