バッグデザイン「ミチルアベ」が新作発表-コラボ商品展開を拡大

シルバーモチーフが揺れる新作の指輪(写真手前)と新柄のプリントバッグ(写真奥)

シルバーモチーフが揺れる新作の指輪(写真手前)と新柄のプリントバッグ(写真奥)

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 バッグを中心とした皮革製品の企画デザインと卸しを行う「ミチルアベ」(山口市道場門前2、TEL 083-933-0313)は11月14日、2009年春夏の新作コレクションを発表した。

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 今回は、全体のテーマを「ALTERNATIVE(オルタナティブ)」(=もう一つのもの、代替品)としており、俗っぽい流行とは一線を画した個々の豊かさを表現しているという。

 プリントの新柄は、さまざまな国のお札をモチーフに、お金の価値観に対して疑問を投げかけている「GLOBAL MONEY(グローバル・マネー)」と、60年代の日活をモチーフにサイケにデザインした「STOP(ストップ)」の2種類。財布やバッグの柄として展開する。価格帯は、財布=17,000円~19,000円、バッグ=30,000円~51,000円。

 同社代表でデザイナーの安部みちるさんは、昨年から地元のクリエーターとコラボした作品を発表している。今回は、ジュエリーデザイナーの濱中孝子さん(萩市大屋)、サンドブラスト工房「るり・あーと」の小山祐和さん(山口市小郡下郷)とコラボして、指輪「R TREASURE(アール・トレジャー)」(28,000円)、「FLOWER SEEDS(フラワー・シーズ)」(25,000円)、「SPIRAL TWIN(スパイラル・ツイン)」(26,000円)を制作した。デザインは安部さん、シルバーのモチーフを濱中さん、ガラス玉を小山さんが担当した。ネックレスやピアス、イヤリングも展開している。

 そのほか、フェルト作家・濱野由美さん(山口市米屋町)がヘンプを編んで、知的障害者授産施設「周南あけぼの園」(周南市久米)で縫製したバッグ「HAMAYUI(はまゆい)」(35,000円)や、30年前まで実際に使われていた酒袋を使ったバッグ「FLAME(フレーム)」(35,000円)、「FLAME DAY(フレーム・デイ)」(33,000円)も。安部さんは「自分と違う感覚を持ったクリエーターと一緒に作るのが楽しい」と話す。(©マルニ)

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