「中也の住んだ町-中野・高円寺」、中原中也記念館で企画展

中原中也記念館で始まった企画展「中也の住んだ町-中野・高円寺」、

中原中也記念館で始まった企画展「中也の住んだ町-中野・高円寺」、

  • 0

  •  

 中原中也記念館(山口市湯田温泉1、TEL 083-932-6430)で10月6日、企画展「中也の住んだ町-中野・高円寺」が始まった。

[広告]

 中也は1925(大正14)年、恋人・長谷川泰子を伴って上京。1928(昭和3)年まで中野・高円寺で暮らした。同展では、当時の地図や写真で町の雰囲気を伝えながら、その時期に書かれた自筆原稿などの資料を通して、中也の足跡をたどっている。

 同館の池田誠さんは「中野・高円寺に住んでいた約3年半の間は、友人・富永太郎の死や、恋人・長谷川泰子との離別という悲劇的な出来事もあったが、詩人としての出発点に位置づけられる詩『朝の歌』を制作した時期でもある。詩人として本格的に始動したころの中也を感じてもらえれば」と話す。

 今回の展示では、当時の中野・高円寺近辺の地図・写真や、その時期に書かれた詩・日記の自筆原稿を多数展示するほか、スルヤ発表演奏会で初演された中也詩の歌曲演奏(「朝の歌」、「帰郷」)や、中也の友人だった元開成学園中・高校校長の関口隆克さん(1987年死去)が、中也について語った講演録音を聞くことができる。

 そのほか、井伏鱒二らが中心となって結成された文学者の集い「阿佐ヶ谷会」を通じて、中央線沿線の文学者群像についても紹介している。

 入館料は、一般=310円、大学生=210円、小・中・高生=150円。開館時間は5月~10月=9時~18時、11月~4月=9時~17時。月曜・毎月最終火曜休館。

 同展は来年1月23日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース