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「河上徹太郎と中原中也」、中原中也記念館で特別企画展
(2010年08月30日)
中原中也記念館(山口市湯田温泉1、TEL 083-932-6430)で現在、特別企画展「河上徹太郎と中原中也―その詩と真実」が開催されている。
同展では、中原中也の友人であり「ベートーヴェン」「ドン・ジョヴァンニ」などの音楽評論や、「私の詩と真実」「日本のアウトサイダー」「吉田松陰」などの文芸評論で優れた業績を残した評論家・河上徹太郎を、中也との交流を軸に紹介している。
第1部の「徹太郎、誕生-岩国のさむらい」では、岩国藩の家臣であった河上家の威光を伝える甲冑(かっちゅう)や勝海舟の書幅などを展示。第2部「徹太郎と中也-2人のアウトサイダー」では、徹太郎と中也らが創刊した同人雑誌「白痴群」などを展示し、2人の出会いと交流を紹介。第3部の「徹太郎のひきだし-岩国・河上家旧蔵品」では、文壇の内外での幅広い交友を物語る著名人等の書簡や署名本などを展示し、徹太郎の人物像を浮き彫りにしている。
今回の展示は、戦災で焼失したと思われていた中也の自筆献呈署名入り「山羊の歌」のほか、同館が河上家(山口県岩国市)に保管されている蔵書や遺品を7回に渡り調査して発見したさまざまな資料を中心に構成している。「中也との独特の距離感を持った交友もさることながら、河上徹太郎という評論家の再評価の契機になれば」(同館)。
入館料は、一般=310円、大学生=210円、小・中・高生=150円。開館時間は5月~10月=9時~18時、11月~4月=9時~17時。月曜・毎月最終火曜休館。
同展は10月3日まで。
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