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山陽小野田の「名産品」に新たな商品-市内生産の30品、認定へ

手がけた商品を手にほほ笑む地元企業の担当者

手がけた商品を手にほほ笑む地元企業の担当者

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 山陽小野田の「名産品」に新たに商品が加わり「第4回山陽小野田名産品認定式」が3月30日、同市役所で行われた。

水・農産物、工芸品、酒類など「名産品」はノンジャンル

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 同市で製造・加工している商品を市の「名産品」として認定することで、販路拡大や地元企業の競争力強化、品質向上を図ることを目的に行う同取り組み。2年前から市や山陽小野田観光協会から成る同推進協議会が始めた。

 今回新たに認定されたのは、菓子店「幸月堂」(鴨庄)のもなか「毛利公」(4個入り、600円)、かるかんまんじゅう「夜でも厚狭」(110円)、工芸・自然派木工房「木漏木」(有帆)の手作り木製品の「三輪車」(7,500円)など4社5商品。

 3月末で認定期間を終えるこれまでの認定品20品は、各企業の要望で更新、昨年8月から認定している5品は引き続き認定する。「名産品」は合計30品となった。

 竜王山に飛来するチョウをモチーフにしたワイン「山口ワインAsagi-浅葱-」(1,313円)が認定された永山酒造(石束)の永山純一郎社長は「アサギマダラをモチーフにした商品を来年にかけて展開していく予定だが、その先駆け。なお一層アピールしたい」と意気込みを見せる。

 直売店「浜のてんぷら」で人気だという「にぎりごぼう天」「イカ三つ葉天」など6種17個の天ぷらをセットにした「海峡物語」(1,575円)が認定商品となった西海食品(津布田)の品質管理部次長の磯部一昭さんは「食感を際立たせるために工夫するなど作り方にはこだわっている。これをきっかけにイベントに参加するなどしていきたい」と話す。

 認定された企業は、市が行う名産品フェアに出店することができるほか、配布されたステッカーを貼りブランド力を高めるなどして各店舗などで販売する。

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