宇部・新天町の植物工場「ウベモクファーム」が店舗営業-水耕栽培野菜、一般販売へ

空き店舗を活用して室内で野菜を栽培する「ウベモクファーム」

空き店舗を活用して室内で野菜を栽培する「ウベモクファーム」

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 宇部・新天町で稼働している水耕栽培の植物工場「ウベモクファーム」(宇部市新天町2、TEL 0836-43-7227)が9月21日、店舗営業を開始する。

室内で育っている野菜

 今年4月から稼働が始まった同工場は、同商店街内の空き店舗を活用し、水や養液、光を使って室内で野菜を栽培。24時間態勢で管理するクリーンルームで、約10種類の葉野菜を育てている。運営は「ウベモク」(西平原)。

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 店舗営業は、午前・午後の2回に分けて野菜を販売するほか、ガラス越しに同工場内での栽培の様子を見学することもできる。

 販売する野菜は、グリーンケールやチコリ、レッドアマランサス、ミズナなどで、辛みや苦みなど風味に特長がある野菜8種類ほどをミックスしたものと、甘味がある野菜4~5種類をミックスしたものをミックスサラダとして「ハーモニーリーフ」の商品名で販売する。価格は1パック(30グラム)=250円。

 これまで、4月中旬と7月中旬、8月下旬の計3回にわたり種まきを実施。栽培を開始した当初は、蛍光灯と一般用LEDライトのみで栽培していたが、6月下旬ごろに専用に開発した白色LEDライトと赤や青などの光を混合した6色のライトを設置。それぞれの光の条件で育てた場合の栄養素の違いなどの比較検証を重ねてきた。

 「白色LEDで栽培すると葉が柔らかくまろやかな味わいに育ち、混色の場合は品種によるがシャキシャキとした食感が楽しめる野菜になることが分かった」と同社の中尾泰樹常務。「スーパーで一般的に販売されている葉野菜のミックスサラダと成分を比較したところ、ビタミンCは約2倍、カルシウムは約1.3~1.5倍だった」とも。

 「今後は、生育時期をずらしながら毎日収穫を行うサイクルにし、品種によってさらに細かい光の使い分けをしていく。冷蔵庫で保存したところ、10日間はシャキシャキとした鮮度を保つことができた。ぜひこの野菜を味わっていただき、使い勝手の良さやおいしさ、安全性などを知ってもらいたい」とも。

 当日は、11時から中津瀬神社で神事を行った後に店舗前でオープンセレモニーを実施。11時30分からは300~500袋限定で野菜の無料配布を行うほか、12時からは記念イベントとして似顔絵師のカッキーさんが来場し、50人の子どもに無料で似顔絵を進呈する。

 営業時間は11時~12時、15時~16時。

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