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「萩野菜ピクルス」にグッドデザイン賞、県内唯一の受賞

「Gマークを新たな強みに、販路を開拓していきたい」と椋木さん

「Gマークを新たな強みに、販路を開拓していきたい」と椋木さん

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 萩産野菜のブランド化を推進するJINRI(山口市旭通り1、TEL 083-929-3636)がプロデュースする「萩野菜ピクルス」が9月29日、「2016年度グッドデザイン賞社会貢献部門」を受賞した。

グッドデザイン賞を受賞した「萩野菜ピクルス」

 グッドデザイン賞は、日本デザイン振興会(東京都港区)が主催する「総合的なデザインの推奨制度」。応募対象は有形無形を問わないさまざまな物事。本年度は応募総数4085件の内、1229件が受賞。県内では同社が唯一受賞した。

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 同社は2012年に個人事業として設立し、翌年に法人化。萩産の野菜を「萩野菜」と名付け、ブランド化を目指す中、捨てざるを得ない規格外野菜をカットして使えるピクルスに着目。萩産の旬野菜を使い、見た目やデザイン性で付加価値を付けるオリジナルのピクルスを製造・販売。店舗を構えた2014年からの累計販売本数は2万5000本に達した。

 代表の椋木章雄さんは「当初は食品パッケージ部門での応募を考えたが、商品の裏にある背景や取り組みを評価してほしいという思いがあったので、社会貢献部門への応募を決めた」と話す。

 同賞審査委員は「見た目の付加価値化」を大きく評価。「規格外の野菜を買い取り、地元でピクルスとして製造するという社会性も評価のポイント」とコメント。「萩の農業生産者の収入の底上と新しい産業創出の大きな期待を込めて」(同審査委員)、受賞に至った。

 同賞の受賞対象物にはシンボルマークの「Gマーク」を付けることができる。椋木さんは「社会貢献部門での受賞がありがたい。Gマークの認知度は高く、新たな強みになるはず。販路開拓に力を入れ、地方で事業が起こせることを証明していきたい」と意気込む。

 同社は8月、海外プロモーションを行うLA DITTA(本社=東京都港区)とパートナーシップ契約を締結。今回の受賞を後押しに海外に向けても展開する。

 10月13日には、「にぎわい宇部」(中央町3)で開かれる飲食業者向けの「試食・試飲イベント」に出店し、「萩野菜ピクルス 飲食店向けパック」の試食を提供して参加者からの意見を求める。開催時間は14時~18時。対象は飲食店事業者。入場無料。

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