山口・米屋町のフェルト作家のアトリエで作品展-100点を展示

フェルト作家の濱野由美さんのアトリエ「SPONGY(スポンジー)」

フェルト作家の濱野由美さんのアトリエ「SPONGY(スポンジー)」

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 山口・米屋町の「SPONGY(スポンジー)」(山口市米屋町、TEL 083-923-0017)で12月19日から、フェルト作家の濱野由美さんによる「Hamano Yumi Exhibition-濱野由美フェルト作品展」が始まった。

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 同展では、ストール、マフラー、バッグ、帽子、ヘアゴム、コサージュなど、フェルトや羊毛で作られた作品約100点を展示販売している。織りとフェルトを組み合わせたマフラー、シルクと羊毛を組み合わせたストール、フェルトで作られたバッグや帽子など、色とりどりのあたたかみのあるフェルト作品が並ぶ。

 会場となる「SPONGY」は、濱野さんのアトリエ。作品のほかに、壁一面に素材となる染めた羊毛が陳列されており、希望があれば10グラム単位で量り売りもしている。濱野さんは、羊毛を自分の思い描く色に染めたり、羊毛をかためて自らフェルトを作ったり、糸を紡いで織りも行う。アトリエには、布を織る「織機」、糸を紡ぐ「糸車」など、木で作られた製糸や織りの道具も並ぶ。

 濱野さんは防府市在住。学生時代に、テキスタイルデザインを学んでいた。何か作り手になりたいと考えていた濱野さんは、あまり道具が必要なく、作りやすいフェルトを使った作品づくりを始めた。自宅で制作活動を行っていたが、手狭になってきたこともあり2年前に同アトリエをオープン。現在は、作品づくりをしながら、冬をメーンに年5~6回の作品展やグループ展を行っている。

 濱野さんは「冬らしいあたたかいものをたくさんそろえた。クリスマス期間中の展示なので、友人や自分への贈り物としても見てもらえれば」と話している。

 営業時間は12時~20時。同25日まで(期間中無休)。
(©マルニ)

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