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宇部にダイニングカフェ「イチゴ」 元居酒屋店主が洋風で再出発

シックな外観の「イチゴ」

シックな外観の「イチゴ」

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 宇部・銀天街に3月22日、ダイニングカフェ「ichigo(イチゴ)」(宇部市中央町2、TEL 0836-21-0668)がオープンした。

ナチュラルテイストの店内

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 今年2月末までの約14年間、居酒屋「Tatsumiのかくれ家」を営んでいた三牧興一さんが開いた同店。前店では幅広いメニューを提供していたが「メニューも店の雰囲気も、和と洋が混合されていた」(三牧さん)のを洋風に統一して再出発。30~40代の主婦層をメインターゲットに据える。

 場所は洋菓子店「メトロ」跡。店内を明るいナチュラルテイストに全面改装し、1階にはオープンキッチンに面したカウンター席6席、テーブル席14席を用意。2階の「パーティールーム」は最大30人まで利用可(要予約)。

 提供する料理は、前店のメニューから和食とエスニック料理を除き、イタリアンやスイーツなど約25種類を新たに加える。

 メニューは約50種類で、前店で人気だったフォンデュ(1,150円)やアヒージョ(850円)、パスタ(850円~)のほか、「ミラノ風カツレツ」や「チーズリゾット」(以上850円)など。スイーツは7種類を用意する。

 ドリンクは約70種類で、ノンアルコールカクテルや果実酒など、女性受けするメニューを拡充。夜の客単価は4,000円。

 ランチタイムは、週替わりの「ワンプレートランチ」や「オムライス」(以上1,000円)、ピザやパスタをメインにしたランチセット(1,200円)、魚料理と肉料理が味わえる「ichigoランチ」(1,800円)、予約制のコース(2,000円・3,000円)を用意。スイーツやドリンクも提供し、カフェ利用も可。

 宇部出身の三牧さん。同店がある銀天街は現在シャッター通りと化しているが、1980年代前半ごろの盛況ぶりを懐かしみながら、「銀天街には少なからず思い出がある。前店と比べて人通りが少ない立地に不安はあるが、銀天街ならではの新しい広がりや展開が楽しみでもある」と話す。

 「これまで経験のない実店舗を使ったイベント展開や、イベントスペースとして2階を貸し出すことも考えているところ。夫婦で自分たちのペースで営んでいきたい」とも。

 営業時間は、11時~15時30分、18時~。日曜・祝日定休。

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