旬を迎えた美祢の特産品「美東ごぼう」をPRするスタンプラリー企画「美東ごぼう 食べちゃろ!食べいこ!キャンペーン」が現在、開催されている。
今年で4回目を迎える同企画。カルスト台地の石灰岩が溶け出した希少な赤土で育てられた「美東ごぼう」は、肉質の柔らかさと風味の良さが特徴で、農林水産物・食品などの「地域ブランド」を守るための「地理的表示(GI)保護制度」にも登録されている。
スタンプラリーに参加するのは、飲食店18店と観光施設9カ所。飲食店1店以上のスタンプ2個を集めると抽選に応募でき、賞品として、A賞=美東ごぼう3キロ、B賞=秋吉台ごぼう茶2袋、C賞=ごぼううどん(以上、各5人)を進呈する。
飲食店で提供するメニューは、「美東ごぼうジャムのソフトクリーム」(大正洞清風苑)、「ごぼうチップス」(たまりばえい太)、「チキンチキンごぼう」(道の駅「おふく」内レストラン)、「美東ごぼうのから揚げ」(ふくちゃん)など。
「体験民宿ほっとビレッジ美東」(美東町赤)では、ハンバーグがメインの「美東ごぼうづくし定食」に、ご当地でしか味わえない生ゴボウを使った「ごぼうの刺し身」を付けて提供する(前日までに要予約)。
参加店の一つ「ひろなカフェ」(大嶺町東分来福台)の広中雅さんは「美東ごぼうを使ったパスタは、ゴボウが収穫できる時期しか出せない。ゴマやホウレン草とも相性が良く、香りのいいゴボウをぜひ食べに来てほしい」と話す。
美祢市商工会の河野正朗さんは「昨年の参加者は143人で、市内だけではなく県外からの参加者も多かった。美東ごぼうは今が旬なので、ぜひ美祢に来て各店の工夫したメニューと観光を楽しんでもらえれば」と話す。
応募締め切りは1月31日(開催も同日まで)。