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美祢グランドホテル内に「スリーアローカフェ」 タコスライスやアメリカンワッフル提供

「お客さまに喜んでもらえる接客をしていきたい」と話す「スリーアローカフェ」スタッフ

「お客さまに喜んでもらえる接客をしていきたい」と話す「スリーアローカフェ」スタッフ

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 カフェ「THREE ARROW CAFE(スリーアローカフェ)」が12月4日、美祢グランドホテル(美祢市大嶺町東分)1階にオープンした。

タコスライス

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 店名の「スリーアロー」は、山口県ゆかりの武将・毛利元就の故事「3本の矢」意味から名付けた。小田よしお店長は「地域の発展、お客さまの喜び、働く方の喜びという3本の矢を一つに束ねると強い力が生まれるのではないかと思っている。そんなカフェにしていきたい」と話す。

 小田店長によると、カフェ出店の構想は2年前から持ち始め、当初は別の場所への出店を考えていたが、母親で同店オーナーの小田美紀さんがホテル経営を引き継いだことをきっかけに「自分も地域に貢献したい」との思いが強くなり、ホテル内の空き物件に出店したという。店内は木の香りが漂う広々とした造り。席数は、カウンター席4席、テーブル席16席。

 美紀さんは「当ホテルは地元一般客が利用する機会は少なく、地元内外のビジネス利用が多いが、カフェがあることで市内の方がホテルに来る機会が増えることを期待している。コロナ禍で市外に出る機会や、皆で気軽に集まれる場所が少なくなった時代だからこそ、地域の人に求められるホテルを目指していきたい」と話す。

 フードメニューは、「タコスライス」(スープ付き、880円)、「豚トン重」(サラダ付き、990円)、「気まぐれランチ」(スープ、サラダ付き、1,100円)、「アメリカンワッフル」(500円)、「チーズケーキ」(390円)など。

 ドリンクは、炭火焼きコーヒー豆を使った「スリーアローブレンド」(500円)、マリアージュの紅茶「マルコポーロ」(800円)、モナンシロップを使ったカラフルな「ソーダ」(580円)、クラフトビールなどのアルコール類もそろえる。

 小田店長は「メニューも徐々に増やしていき、落ち着いたらモーニングや夜のバー営業もやっていきたい。自分が学生時代にカフェの存在に救われた経験があるので、そんな場所にしていけたら。学生が電車を待つ間に立ち寄るなど、男性も利用しやすいカフェがコンセプト。美祢の若者が集まる場にしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~17時(ラストオーダー)。木曜定休。予約制で夜営業にも対応する。

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