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宇部に居酒屋「地酒ダイニングほりおか」 AIやICT活用、ロボ配膳も

「地酒ダイニングほりおか」の外観

「地酒ダイニングほりおか」の外観

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 居酒屋「地酒ダイニング ほりおか」(宇部市中央町1、TEL 0836-34-1666)が4月5日、宇部・新川にオープンした。

配膳ロボが各卓まで料理を運ぶ

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 居酒屋「土火土火」跡にオープンした同店。「地酒」をコンセプトに、地元食材を使った料理を提供する。出店のきっかけについて、岡田美和子店長は「コロナ禍で集客もなかなか難しい中ではあるが、コロナ後を見据えてあえて席数が多く取れる店舗に出店した。非接触やオペレーションのスマート化に力を入れ、安心して利用してもらえる店を目指したい」と話す。

 席数は、1階=25席、2階=40席。2階はテーブル席で、団体客の貸し切りに対応する。接客にはAIやICTを導入し、入口ではロボット「Pepper(ペッパー)」が出迎えて手指消毒などを案内するほか、注文は専用QRコードを読み込んで各自のスマホから行う。1階の配膳は「配膳AIロボット」が、障害物を避けながら自動で料理を客席まで運ぶ。

 提供する日本酒は、地酒「貴」や「東洋美人」「獺祭」など約20種類。料理は魚介類を中心に提供し、「ぶりかまの大吟醸漬け塩焼」(870円)や「アジの南蛮漬け」(660円)、「あさりの大吟醸酒蒸し」(825円)などのほか、「鶏のから揚げ」「だし巻き卵」(以上825円)、「牛すじ煮込み」(715円)や焼き鳥など、居酒屋メニュー約90種類を用意する。

 オープンからこれまでを振り返り、岡田店長は「導入したロボットが受け入れられるか不安もあったが、幅広い世代から評判がよく安心した」と話す。「山口の地のものを発信し、食で地元を盛り上げていきたい」とも。

 営業時間は18時~翌2時(日曜は23時まで)。月曜定休。

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