宇部・中央町に自家製無農薬野菜を提供するジャパニーズレストラン

料理が映えるような空間をイメージしたという「ジャパニーズレストラン シンゴ」店内

料理が映えるような空間をイメージしたという「ジャパニーズレストラン シンゴ」店内

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 宇部・中央町に8月26日、ジャパニーズレストラン「シンゴ」(宇部市中央町3、TEL 0836-33-7595)がオープンした。

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 料理研究家でもある同店オーナーシェフの河村愼吾さんが自身の畑で育てた無農薬野菜を使った創作和食を提供する。黒をベースにした落ち着いた雰囲気の店内で、店舗面積は12坪。席数は26席を用意した。

 フードメニューは、「朝取り野菜と湯豆腐」(980円)、「地鶏の粒マスタード焼 サラダ仕立て」(950円)、「海老と旬野菜のかき揚げミニ天丼」(700円)など、肉料理や魚料理にも野菜を多く取り入れる。調味料にもこだわり、しょうゆは河村さんが育てた大豆を使い、ドレッシングにも河村さんが育てたゆずや玉ねぎを使用、料理に使うソース類にも野菜がふんだんに取り入れられているという。

 ドリンクメニューは、生ビール(600円)、焼酎(500円~600円)、梅酒(500円~600円)、カクテル(650円~700円)、グラスワイン(600円)など約50種類をそろえる。客単価は6,000円。

 河村さんは、京都の料亭で6年、宇部のバーでバーテンダーとして3年、宇部の居酒屋でスーパーバイザーとして1年間働き、その経験を生かして出店を決意。現在は、料理研究家として料理教室や地産地消料理の提案も行っており、今年2月には全国食肉事業協同組合連合会創作牛肉料理コンクールで最優秀賞を受賞した経歴も持つ。昼は料理研究家としての仕事や野菜づくり、夜は同店のオーナーシェフとして働く。

 河村さんは「本当に鮮度に良い野菜は、なかなか手に入りにくいので、自分の畑で作ることにした。野菜そのものの味を味わってもらえれば」と話している。

 営業時間は18時~23時。月曜定休。(©マルニ)

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