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宇部・船木で「オータムフェスタ」 祭りと同時開催、地域の魅力伝える

船木旧街道で昨年行われたイベントの様子(写真提供=船木の木)

船木旧街道で昨年行われたイベントの様子(写真提供=船木の木)

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 イベント「船木オータムフェスタ」が10月15日、宇部・船木の旧街道で開かれる。

昨年の様子

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 船木地区でイベントの企画や運営などを行う地元有志による地域おこし団体「船木の木」のメンバーで構成する実行委員会が主催。これまで「うべの里アートフェスタ」の一環で行っていた船木旧街道でのイベントを、今年は「岡崎八幡宮秋季大祭」などの地域の祭りと合わせて実施する。

 メンバーの「瑞松庵」(船木)の藤村光昭住職は「私が子どもの頃のお祭りの風景は今でも記憶に残っている。昔に比べていまの子どもたちは思い出作りが難しくなっているように思うので、今度は自分たちがやってあげたい」と話す。

 当日は、船木旧街道の一部を歩行者天国にして地元の20店舗以上が出店する「キッチンカー・ハンドメイドマルシェ」を開くほか、山口銀行船木支店前で神功太鼓や船木小唄、琴演奏などを披露するステージイベント、赤間硯の製作実演や百人一首を使った「お坊さんめくり」などのワークショップを行う。

 同地区では、「岡崎八幡宮秋季大祭」のほか、「学びの森くすのきオータムフェスティバル」、船木を歩いてスタンプを集めるとイベント会場で使用できる200円チケットを贈呈する「船木宿スタンプラリー」(先着100人)なども同日行われる。

 藤村住職は「船木には、旧山陽道の宿場町として栄えた歴史や、伝統工芸品の赤間硯、県内で唯一の琴製作所など魅力がたくさん詰まっている。船木を歩いて巡り、雰囲気を楽しみながらこの街のことを知ってもらえれば」と話す。

 「出店者はもちろん地域の方みんなが楽しめるようにしたい。過去から現在、未来につながる毎年恒例のイベントにしていきたい。お祭りに参加して楽しんでもらい、地元を盛り上げてくれる人が1人でも増えれば。地域が一つになってこれからの船木の街を皆で作り上げていきたい」とも。

 開催時間は10時~15時。雨天決行。雨天時は「船木ふれあいセンター」でステージイベントを行う。

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